女性の目線でビジネスを生む
最近はLGBTも認知度が上がり、「世の中には男性と女性しかいない」などとはなかなかかけないのですが、人口の約半数は女性であり、女性しか使わない、あるいは女性がメインで使う商品やサービスを企画するにはユーザー目線で女性が入ったほうが絶対にいいと考えています。
という意味で、女性によりよい商品サービスを使ってもらうためにも、女性起業家のみなさんには頑張っていただきたい。
別に、社長は女性一人で頑張らなくても、共同創業者だっていい。たとえば、化粧品の口コミサイト「アットコスメ」を企画したのは取締役の山田メユミさんですが、1999年に運営会社アイスタイルを設立されたのは吉松 徹郎さんです。
むしろ、事業を大きく展開する、という点では、事業や経営の能力・経験値が高い人が望まれるので、必ずしも女性ではなくてもいい、のかもしれないです。
と思っていた時に、Forbes JAPANから、生理用品に切り込んだという女性起業家のニュースが入ってきました。攻めるなあ、Forbes。
生理用品の「タブー市場」に切り込んだ女性起業家たち | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
日本で同じことをやると、苦虫をかみつぶしたようなおじさんたちがたくさん出てきそうですが・・・まさに女性の目線で生まれたビジネスですね。
この記事では、大統領が新しくなると女性には逆風だというようなコメントがありましたが、日本では小池百合子さんが都知事ですし、特に東京はすごい追い風だと思っています。関西にも吹いてくれるといいなあ。
女性起業家のみなさん、支援家のみなさん、がんばりましょう!
毎週!(たぶん)女性起業家VOL1
最近注目され始めた女性起業家ですが、とはいえ関東中心、東日本中心。
メディアが東京中心なのでやむをえない点もあるのですが、まだまだいますよ!とPRするために、女性起業家を応援する記事を書くことにしました。
名付けて「毎週!(たぶん)女性起業家」
・・ヘタレていたらすみません。
第1回は、京都で乳がん患者用のお洒落ブラジャーを開発・販売する、アボワール 中村真由美さんです。
2016年1月、近畿経済産業局主催の女性向けビジネスプランコンテストでファイナリスト、同年3月に京都府の女性起業家賞を受賞。先月発売の小学館の雑誌preciousにも1ページ特集されているなど、メディアにも多数とりあげられていらっしゃいます。
起業の経緯は、2011年3月、ご自身が手術された乳がんの経験によるもの。乳がんになった時にブラジャーを買おうとしたときにベージュの(いわゆる)おばさんっぽいブラジャーしか売ってないことに衝撃を受けてご自身で作ろうと思われた、と。
ご自身も患者さんなのにそのバイタリティーがすばらしい。
私も使っていますが、ワイヤーなしでもしっかりサポートがあり、色合いもきれいで痛くないので重宝しています。患者さん以外でもまったく違和感ありません。なお、今年は勝負の年、とのことで、新製品も出るようで注目しています。
女性の起業家をご支援していて思うのは、世の中を良くしようという強い想いがあり、思ったらまっしぐらに走って行かれる方が多いという点。
婦人下着のメーカー、がん患者向けメーカーが既に多数存在する中、飛び込んでいく。飛び込んでから考える。
でも、多くの方がその想いに共感されるので、これだけ取り上げられるのだと思います。
毎日blogを更新されているので、その想いをぜひ多くの方に見てもらいたいです。
乳がん手術後でもお洒落なブラジャーを付けたい方の為に!乳がん用下着の専門店「アボワール」