毎週!女性起業家 VOL17
女性の起業というとコンサルティングなどのサービス、ファッション雑貨などの物販、飲食業などが多いのですが、ものづくり系、それも東大阪でがっつり行っていらっしゃる女性社長がいらっしゃいます。
エストロラボの東山社長です。
事業内容は 読んでも一見なかなかわかりにくいですが、高度な金属加工です。
■細穴放電加工
・ワイヤーカット下穴
・エアー穴、ガス抜き穴
・傾斜穴、底付穴
・ドリル、リーマ折れ除去
細穴屋と名乗られている通り、技術力によってなんと電極径0.1mmからの微細穴クラスの「放電加工」が低コストで可能とのこと。ちなみに放電加工とは、火花のエネルギーによって、金属に穴を空けていく加工方法だそうです。
なお、金属加工を活かした雑貨販売もされています。
北欧雑貨も。見ていて楽しいのはこちらですね。
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少し前ですがTBSのがっちりマンデーでも取り上げられた記事がありましたのでご紹介します。
そこでおっしゃっていたのは、女性が出産や育児を経ても身につけた技術でずっと働き続けられる会社を作りたかったのだそうです。
つい今日ですが、女性管理職はまだまだ世界的にみても日本は少ないという記事もありました。
この記事でも、規模が小さい会社になるほど女性管理職の割合は高いという結果になっているそうです。
エストロラボさんは規模は大企業というわけではないのかもしれませんが、女性社長が女性がずっと働き続けられる会社を作りたいと思って経営されているのがありがたいです。
女性起業家支援をしています、というと、なぜ女性に特化するのか?という質問を普通にする方もいらっしゃいます。しかし、まだまだ女性が働き続け管理職になるには難しいのが現状ですが、女性経営者であればそのあたり従業員の気持ちを理解し働きやすい会社を作ろうとする方もいらっしゃるでしょう。働く人口が減り続ける日本ではそういう考え方が必要だと考えています。
女性起業家支援に特化しなくてもいい日本に早くなるといいと思います。